宮沢りえ（みやざわりえ 1973年4月6日生）［女優］
1973年、日本人の母親の宮沢光子と、オランダ人の父親との間に生まれる。東京都出身、練馬区立大泉学園中学校卒業。
11歳の頃にモデルとしてデビューし、程なくして雑誌 『セブンティーン』の表紙モデルとなった。1987年、『三井のリハウス』の初代リハウスガール“白鳥麗子”役を務めて注目を集め、トップアイドルの一人となった。
1989年、初主演映画『ぼくらの七日間戦争』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。カレンダーでは大胆なふんどしルックが話題を呼ぶ。1991年発売の写真集『Santa Fe』は人気絶頂時のヌード写真集で大ヒットし、150万部のベストセラーとなる。
1992年11月27日、貴花田（当時関脇、現在の貴乃花親方）との婚約を発表。当時、国民的な人気を誇っていた2人の婚約は“世紀のカップル誕生”と大きな話題となる。しかし、1993年1月27日、「人生最高のパートナーになれなかった」とコメントを発表し、わずか2ヶ月間で婚約解消を発表。また婚約解消騒動以後は、中村勘三郎との不倫や奇行が取り沙汰されるようになり、1994年9月24日、京都市中京区の京都全日空ホテルで左手首を切るケガをして病院に搬送された。マスコミの自殺未遂報道にりえ側は事故と強調。さらに拒食症の噂など、芸能マスコミからのバッシング報道が相次ぎ、アメリカサンディエゴへの移住を発表するなど、一時期は芸能活動休止状態となった。
激痩せから回復して来たと見られる頃から徐々に芸能活動を再開し、2002年の映画『たそがれ清兵衛』で落ち着いた演技を見せ、女優としての活動の幅が広がり、本格派女優としての評価が定着した。
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