黒木香（くろきかおる 1965年1月21日生）［AV女優］
鹿児島県出身。女子学院高等学校卒業後、横浜国立大学に入学、イタリア美術を専攻。 同校在籍中の1986年、イタリア留学の費用を稼ぐためAVデビュー。デビュー作『SMぽいの好き』が大ヒットし、良家の令嬢でありながらスケベな言葉を連呼し、16歳以降剃ったことのないという“わき毛”を振り乱し、絶頂時にはホラ貝を吹き鳴らすというギャップは、当時一世を風靡した。黒木香こそが“元祖AVタレント”および“元祖高学歴AV女優”である。 なお、長期欠席のため横浜国立大学教育学部美術学科を除籍された。
村西とおる監督との絶妙のコンビでテレビをはじめ各メディアに進出。『朝まで生テレビ!』に出演した際には、パネラーの大島渚や舛添要一、司会の田原総一朗らと対等に渡り合うなどAV女優の枠を超えた活躍をみせた。
村西とは事実上の愛人関係にあった。村西が実質的な経営者だったダイヤモンド映像の系列会社・ビックマンの取締役にもなり、村西が渋谷に出店した高級焼肉店「香貴苑」のママにもなったが、村西と“村西のギャラの不払い”により別れたあと引退。
1994年5月24日、逗留先の東京都中野区のホテル2階から飛び降り自殺をしたが、奇跡的に一命を取りとめた。両ひざや頭の骨などを折り全治6ヶ月の重傷を負った。このあと、病院に入院してリハビリに励んだ。
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