1/10ページ目 第2話:重い道のり 母さんが死んだ その事実はもはや消すことなんてできやしない。家に父さんと帰った後、ドアに貼られた不気味な紙と、がらんとしたリビングを見て母さんがいないことへの寂しさを深々と感じた。 《母さん… 僕ね、大きくなったら、ハンバーグ屋さんになるね》 《そう…。じゃあ、その時は真一にハンバーグ作ってもらおうかなぁ》 …………………。 《ねぇ真一。今度の誕生日、プレゼントはなにがいい?》 《うーん、僕、なんでもいいや。》 《ダメよ。もっと欲張らなきゃ。キミの誕生日は年に一度なんだから…。》 母さんと交わした会話が僕の頭の中で蘇っては消えていった… [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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